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2015/10/23

一般・技術・その他 (旧)

充電インフラ網「インターチャージ」、北欧企業などが新たに参加

この記事の要約

ドイツの自動車大手や電力会社などが設立したジョイントベンチャーHubjectは19日、同社が運営する自動車用充電インフラのローミング・プラットフォームに、北欧諸国とフランス、スイスの充電インフラネットワーク運営事業者が新 […]

ドイツの自動車大手や電力会社などが設立したジョイントベンチャーHubjectは19日、同社が運営する自動車用充電インフラのローミング・プラットフォームに、北欧諸国とフランス、スイスの充電インフラネットワーク運営事業者が新たに参加したと発表した。これにより、1回の登録で異なる事業者が運営する充電インフラを利用できるサービス「インターチャージ」の利便性がさらに向上する。

北欧諸国からは、Fortum Charge & Drive(ノルウェー)、Virta(フィンランド)、Gronn Kontakt(ノルウェー)、CleanCharge(デンマーク)の4社が新たに参加した。Fortum Charge & Driveはノルウェーのほか、スウェーデンとフィンランドでも充電ネットワークを運営している。フランスからはFreshmile、スイスからはSwisscom Managed MobilityとEnergie Service Biel/Bienne(ESB)が新たに加わった。

Hubject(本社:ベルリン)は、自動車大手のBMW、ダイムラー、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBWとRWE、電機大手のシーメンスの6社が2012年に設立したジョイントベンチャーで、「eローミング・プラットフォーム」と呼ばれるオープン方式のプラットフォームを構築した。ドライバーは最初の登録手続きを済ませれば、同システムに参加するすべての事業者の充電設備を利用できる。

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