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2015/11/6

総合 – 自動車産業ニュース

ADAC、16年から実走行の排ガス試験を実施

この記事の要約

全ドイツ自動車クラブ(ADAC)はこのほど、2016年から実走行による排ガス試験(RDE:real driving emissions)を実施すると発表した。無作為の抽出検査でRDEを実施し、公表値と実走行でのずれを明確 […]

全ドイツ自動車クラブ(ADAC)はこのほど、2016年から実走行による排ガス試験(RDE:real driving emissions)を実施すると発表した。無作為の抽出検査でRDEを実施し、公表値と実走行でのずれを明確にする意向を示した。

ADACは、欧州連合(EU)加盟国がEU域内で販売される乗用車の新型モデルを対象に2017年9月1日からRDEを導入することで合意したことを歓迎するとした。一方、実施までに時間があり、また、移行期間を設けRDE試験の数値が試験場での上限値を上回ることを認める許容範囲を設定する方針であることから、ADACは早期にRDEを独自に実施し、消費者に車両購入の判断材料となる情報を提供していく方針を示している。

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