欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2015/11/13

総合 – 自動車産業ニュース

独連邦陸運局、50モデル以上を排ガス検査

この記事の要約

ドイツの連邦陸運局(KBA)は11日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループのディーゼル車における排ガス不正問題の発覚を受けて、9月末からVWグループおよび国内外メーカーの計50モデル以上の車両の排ガス性能を調 […]

ドイツの連邦陸運局(KBA)は11日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループのディーゼル車における排ガス不正問題の発覚を受けて、9月末からVWグループおよび国内外メーカーの計50モデル以上の車両の排ガス性能を調査していると明らかにした。生データでは一部のモデルにおいてさまざまな運転条件や走行環境によって窒素酸化物(NOx)の排出量が異常に高いことが確認されたという。該当した車両については、メーカーや認可当局と話し合い、計測結果の正当性を確認したうえで公表する意向を示した。

試験対象となったモデルは、新車登録統計と排ガスに含まれる有害物質の量が多いとする第三者の指摘に基づいて選出した。VWグループのVW、ポルシェ、アウディや、スマート、オペル、メルセデスなどのドイツ車に加え、日本メーカーを含む国外ブランドの車両も試験対象となっている。試験は、窒素酸化物(NOx)に重点を置いて、定置型の試験装置による試験と車載式排出ガス測定システム(PEMS)を使った実走行試験の両方で実施。これまでに試験対象に選ばれたモデルの3分の2で試験を終えている。

企業情報 - 部品メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |