独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は11月24日、本社のあるムラダー・ボレスラフ工場が1905年からの累計生産で1,200万台を達成したと発表した。このうちVWグループの傘下に入った1991年からの累計生産は約780万台となる。
ムラダー・ボレスラフ工場では現在、「オクタビア」「オクタビア・コンビ(ステーションワゴン)」、「ファビア」「ファビア・コンビ(ステーションワゴン)」「ラピッド」「ラピッド・スペースバック」の6モデルを生産している。シュコダは近年、同工場の近代化・拡張工事を進めており、2017年初めまでに8,600万ユーロを投資して新しいプレスラインを導入する計画。
ムラダー・ボレスラフでは、乗用車のほか、ガソリンエンジンやギアボックスも生産しており、全体で約1万5,000人が勤務している。