独高級車大手のBMWは電気自動車「i3」に改良を加えた新しいバッテリーパックを採用するもようだ。リチウムイオン電池の出力は現行の電池と同じ22kWhだが、エネルギー密度が高いため、1回のフル充電による航続距離が現行の100マイル弱から124マイル以上に伸びるという。英自動車専門誌『オートカー』(11月23日付、電子版)がBMW筋から得た情報として報じた。
同誌によると、電池の冷却システムや電気モーター用の新制御ソフトウエアを採用するなど電装部品もアップグレードした。
新しいバッテリーパックは純粋な電気自動車の「i3」だけでなく、2気筒ガソリンエンジンを装備した「i3」のレンジエクステンダータイプにも導入する。また、既存の「i3」にも後付けできると報じている。