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2015/11/27

企業情報 - 部品メーカー

レオニ、パラグアイ工場を開所

この記事の要約

独電線大手のレオニは11月19日、パラグアイに建設したワイヤリングシステム工場を開所した。首都アスンシオン近郊のサン・ロレンツォにある同工場はレオニにとって同国初の工場となる。年内に量産を開始し、製品はブラジルとアルゼン […]

独電線大手のレオニは11月19日、パラグアイに建設したワイヤリングシステム工場を開所した。首都アスンシオン近郊のサン・ロレンツォにある同工場はレオニにとって同国初の工場となる。年内に量産を開始し、製品はブラジルとアルゼンチンにある顧客工場に供給する。

新工場への建設投資は1,200万ユーロ。総面積は2万8,000平方メートルで生産面積(2016年1月時点)は約1万平方メートル。従業員数はフル稼働体制で最大1,000人となる見通し。

レオニは既にメキシコとブラジルに3カ所のワイヤリングシステム工場を持つ。新工場の建設によりアメリカ地域の事業をさらに強化する。

パラグアイ工場の建設は、適切な価格で生産できることや、物流アクセスの良さ、労働力を確保しやすいことに加え、南米南部共同市場(メルコスール)の加盟国であることが決め手となった。

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