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2015/12/4

企業情報 - 部品メーカー

独自動車部品大手、従業員の難民支援プログラム

この記事の要約

独自動車部品大手のブローゼは2016年1月から、コーブルク、バンベルク、ヴュルツブルクの国内3工場で難民・亡命申請者約60人を対象に支援プログラムを実施する。年内に従業員から支援ボランティアを60人募集し、プログラムの実 […]

独自動車部品大手のブローゼは2016年1月から、コーブルク、バンベルク、ヴュルツブルクの国内3工場で難民・亡命申請者約60人を対象に支援プログラムを実施する。年内に従業員から支援ボランティアを60人募集し、プログラムの実施に向けた講習会を開いて準備を進める。支援者はプログラムの参加者がドイツの日常生活や労働環境に適応し、個人的な展望を持つことができるようサポートしていく。

1工場当たり20人の難民・亡命申請者を支援する計画で、期間は差し当たり1年間とする。ブローゼはボランティア希望者の講習会やドイツ語コース、精神的・社会的な相談所を資金面で支援するほか、支援者の精神的なケアや定期的な情報交換の場を設けるなどのサポートも行う。

プログラムの参加者は主に18~25歳の成人を対象としている。支援者の研修やプログラム参加者の選出などでは、バイエルン経済研修所(bbw)や連邦雇用庁と協力する。

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