ドイツ貿易・投資振興機関がまとめたスペイン自動車市場統計によると、同国の2014年の自動車新車登録は前年比約20%増の98万7,281台に拡大した。政府による新車買い替え補助金制度が効果を挙げているほか、景気回復を受けて、企業や自営業者、レンタカー会社が保有車両への投資を増やしている。
乗用車は前年比18.4%増の85万5,308台に拡大した。ただ、同国では年120万台の新車登録が標準的な水準であると見積もられており、まだ市場回復には至っていないと見られている。2015年は100万台を超える見通し。