オランダでは、2013年1月から自動車登録税(BPM)の基準に二酸化炭素(CO2)排出量を導入しており、小型車の販売が伸びている。2014年のモデル別販売台数では、フォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」、ルノー「クリオ」、プジョー「308」が上位を占めた。
また、ブランド別では、プジョーが好調で市場全体が低迷する中、上位メーカーでは唯一、5.8%増と販売を伸ばした。
なお、2013年の乗用車販売では、ドイツ車の市場シェアが37.1%で最も多く、フランスメーカーが20.9%で2番目に多かった。日本メーカーは15.9%、韓国メーカーは8.9%だった。
2014年1月時点の乗用車保有台数は814万台、商用車は105万台(特殊車両:1万6,000台、バス:1万台も含む)だった。
乗用車の燃料別の内訳は、ガソリン車が約645万台、ディーゼル車が138万台、液化石油ガス(LPG)が19万940台となっている。純粋な電気自動車は4,141台、ハイブリッド車は13万1,348台だった。