独ダイムラー、自動運転の戦略提携プラットフォーム発足

独自動車大手のダイムラーは18日、自動運転技術の戦略提携プラットフォーム「a-drive」を発足した。ウルム大学、情報技術研究センター(FZI、カールスルーエ)、カールスルーエ技術研究所(KIT)の学術研究3機関が参加しており、バーデン・ヴュルテンベルク州の学術・研究・芸術省と財務・経済省が支援している。

ダイムラーは、中期的にプラットフォームに参加する提携先をさらに産業界や学術研究機関で増やしていきたい方針を示している。また、自動運転以外の将来重要な分野においても同様の戦略提携の立ち上げに意欲を示している。

ウルム大学など、今回プラットフォームに参加した3機関とダイムラーはこれまでも自動運転技術の分野で協力関係にあった。ダイムラーはプラットフォームの発足について、自動運転分野における競争は激化しており、技術力を今後さらに強化するため、戦略提携を決めた、と説明している。

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