BMWと日産、南アフリカの充電インフラ整備で協力

BMW南アフリカと日産南アフリカは8月26日、南アフリカ西部の西ケープ州に電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)用の充電ステーションを共同で設置すると発表した。ケープタウンのビクトリア&アルフレッド(V&A)ウォーターフロントに充電ステーション3基を設置する。両社は2015年に充電ステーションの整備で協力する覚書を交わしており、今回の取り組みはその一環に位置付けられる。

V&Aウォーターフロントに設置するのは、交流(AC)型の急速充電器で、コネクターは「タイプ2」を使用しており、BMWの「i3」および「i8」、日産の電気自動車「リーフ」のいずれにも対応することができる。

両社は今後、ケープタウンのコンスタンティア・ビレッジ・モール、プレトリアのブルックリン・モールにも充電ステーションを整備する計画。

BMWは南アフリカではこれまでに27のBMWディーラー店舗、メルローズ・アーチ地区、ミッドランドの本社にそれぞれ充電ステーションを整備している。

BMWは電気自動車「i3」を2013年の発売以来、累計で5万2,116台、2014年に発売したプラグインハイブリッドスポーツカー「i8」はこれまでに9,203台を販売した。このうち南アフリカでは同国への市場投入以来、「i3」を141台、「i8」を159台販売した。

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