ロシア新車販売、12月は1.0%減・17年は4%増の148万台を予想

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は1月12日、同国の2016年12月の新車(乗用車・小型商用車)販売が前年同月に比べ1.0%減の14万5,668台にとどまったと発表した。2016年通期では142万5,791台となり、前年に比べ11.0%減少した。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は12月の販売について、「第4四半期(10~12月)の減少幅(0.9%減)と同様の水準であり、1~9月の2ケタ減少からすると良い進展だ。市場は全体的にまだ積極的な勢いに欠けるが、(落込み傾向が)底を打つ過程にあることは明らかだ」とコメントした。

AEBは2017年について、2013年から4年連続の減少に歯止めがかかり、緩やかな回復基調に転じる可能性があると見込んでいるとし、2017年通期の販売は前年比4%増の148万台に拡大するとの予想を示した。

上部へスクロール