仏アルピーヌ、限定モデルを年内に発売

仏自動車大手ルノーは、スポーツカーブランド「アルピーヌ」から新モデルを3月のジュネーブ国際モーターショーで発表する。アルピーヌが創設された1955年にちなみ、欧州では今年は1,955台の限定モデルのみの販売となる。一般モデルは2018年から発売される。

車体はブルー、ホワイト、ブラックの3色がある。時速100kmに4.5秒以内で達する加速性能を持つ。限定モデル、一般モデルともに現在、スマートフォンのアプリを通して予約ができる。販売価格は5万5,000ユーロから6万ユーロとなるもよう。

独自動車専門紙『オートモビルボッヘ』によると、新モデルはアルミ製ボディを採用し軽量化を図っているほか、アンダーパネルとリアディフューザーを装備し、後尾のダウンフォース効果を高めている。

アルピーヌは1955年に設立されたスポーツ車メーカー。1973年にルノーに買収され、同社のモータースポーツ部門となった。2012年に英ケータハムとスポーツカー生産の合弁会社を設立したが、1年半で合弁事業を解消した。アルピーヌが開発した「A106」「A110」などのレーシングカーは世界のモータースポーツ界で活躍した。

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