独シェフラー、ファクトリー・ベルリンと提携

独自動車部品大手のシェフラーは1日、ベルリンでスタートアップ・キャンパスを運営するファクトリー・ベルリンと提携したと発表した。ファクトリー・ベルリンに拠点を置くスタートアップ企業と協力し、デジタル技術やイノベーション技術の開発を加速する。

ファクトリー・ベルリンは2011年にベルリンに設立された。ドイツのスタートアップ・キャンパスでは最大規模(現在のオフィス面積:1万6,000平方メートル)を誇る。無料の音楽クラウドサービス(音楽ファイル共有サービス)を提供するサウンドクラウドや、米配車サービス大手のウーバーなどが拠点を置く。ファクトリー・ベルリンは、同キャンパスを通して、大手企業や中堅企業とスタートアップ企業との連携・協力も支援・促進している。

シェフラーは、「明日のためのモビリティ」戦略において、デジタル化の促進を重要項目の一つとしている。デジタル化を進める中で、既存事業の強化拡大と新規事業モデルの開発を重点の一つに位置付けている。

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