Scania

スウェーデン商用車大手のスカニア は12日、イランのエスファハーン州政府ならびに投資会社シャフレ・アティイ(Shahr-e Atiyeh)と、同国主要5都市の公共交通機関に1,350台のバスを供給することで大筋合意し、覚書に署名したと発表した。バスを調達するのはイラン中央部のエスファハーン市や北部のマシュハド市など5都市。スカニアと現地の提携会社Oghab Afshanがエスファハーン市に350台を供給するほか、シャフレ・アティイを通して最大1,000台が他の4都市に納入される。初回納車分のバスは2017年末から運行を開始する。イランの大都市はここ数年大気汚染が深刻化し、市民生活に大きな影響が出ている。このためスカニアは、現行の燃料を使用しても排気ガスを最低水準に抑えるソリューションを開発した。エスファハーンとマシュハドに納入される新型バスは、国内最高レベルの低エミッション・エンジンを搭載することになっている。

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