米ゼネラルモーターズ(GM)の子会社である独オペルは9日、ボーフムのランゲンドール地区で建設を進めている新ロジスティクスセンターの上棟式を挙行した。式典にはオペルのヨハン・ヴィレムス取締役、ボーフム市のトマス・アイスキルヒ市長や建設会社の代表などが出席した。
GMが6,000万ユーロを投資して建設する新ロジスティクスセンターは、欧州域内に交換部品を配送する予定。総床面積は95,000㎡で、約700人の従業員が働くことになる。約2,300のサプライヤーから送られてくる各種部品を在庫する。ヴィレムス取締役は、新センターの開設により物流プロセスを大きく改善することができると述べ、迅速な配送により顧客満足度のさらなる向上に期待を示した。
新倉庫は全長400m、幅210mの規模となり、倉庫内には総長約19kmの部品保管棚(ラック)が設置されることになっている。
なお、新ロジスティクスセンターは産業施設建設を専門とするゴールドベックが、設計から施工まで担当する。