独自動車大手のBMWグループとカメラベースの先進運転支援システム技術を開発するイスラエルのモービルアイは21日、BMWグループが2018年から市場投入する新モデルにモービルアイが開発したカメラベースのナビゲーションマップ・位置情報技術「ロード・エクスペリエンス・マネジメント(REM)」を導入することで合意したと発表した。REMが収集したデータはマッピング・位置情報サービス会社のヒア(HERE)に提供し、自動運転の実用化に不可欠となる高精細度ナビゲーションマップの作成に活用する。
同システムでは、車載カメラで収集した交通データを匿名化してクラウドシステムに送信し、ナビゲーションマップに反映させる。これにより、ドライバーはマップ上で、渋滞や道路工事、天候、駐車スペースなどの最新情報にアクセスすることができる。