ポルシェ、台湾に子会社設立

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツカーメーカーであるポルシェは20日、台湾に子会社を設立すると発表した。長年の現地提携先であるユニバーサル・モーター・トレーダーズ(UMT)と合弁会社を設立する。同子会社は、現地当局の認可を経て、2018年に営業を開始する予定。

ポルシェは2016年に台湾市場で3,356台を販売。この10年間で販売台数を約200台から3,000台以上に拡大した。子会社の設立により、同国におけるプレゼンスをさらに強化し、販売網も拡充していく方針だ。現在、台湾には販売店が6軒ある。現在、台北市内湖区に建設中の新しいポルシェセンターは2019年末に開設する予定。

ポルシェのアジア・アフリカ・中東地域における2016年の出荷台数は、前年比6%増の9万台超と、好調に推移している。

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