スペイン自動車部品大手のゲスタンプ はこのほど、インドのプネーで熱間プレス成形(ホットスタンピング)の新工場の操業を開始した。投資は3,600万ユーロ。製品は、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォード、タタなどに出荷する。新工場では現在、試験生産を実施しており、5月に量産を開始する。従業員数は年内に130人となる予定。新工場は、ゲスタンプにとってインドで3番目の工場となる。同国には自動車の軽量化に取り組む研究開発(R&D)センターも持つ。ゲスタンプのインドにおける売上高は同国に進出した2008年(1,900万ユーロ)から、2015年までに約9倍の1億5,700万ユーロに拡大した。同国ではすでに、フォード、フォルクスワーゲン(VW)、シュコダ、ルノー・日産、FCAなどの顧客を持つ。