Volvo Cars

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズ が5月1日発表した2017年4月の世界新車販売は、前年同月比10.5%増の4万6,895台となり、第2四半期も好調なスタートを切った。1-4月期の累計は8.0%増の17万6,043台となる。地域別に見ると、アジア太平洋地域は29.5%増の1万1,222台(うち中国は38.3%増の8,687台)、南北アメリカも14.0%増の8,411台(うち米国は15.4%増の7,121台)に拡大。主要市場で大幅な2桁成長を達成したほか、EMEA(欧州、中東及びアフリカ)も3.7%増の2万6,996台(3.7%増)に伸びた。一方、その他の地域は266台(23.3%減)にとどまった。車種別では、新型高級SUV「90」シリーズの需要が引き続き堅調で、好業績の要因となっている。また、4月に生産が始まったばかりの中型SUV「XC60」も好調で同社のベストセラーモデルとしての地位を堅守している。

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