独自動車大手のダイムラー は8日、ポーランド南西部ヴロツワフの交通事業者から都市バスの大型受注を獲得したと発表した。ドイツのマンハイムにあるバス製造子会社エボバス(EvoBus)の工場から2018年2月までにメルセデスベンツ「シタロ」60台を出荷する。内訳は、単体バス20台、連節バス40台。いずれも排ガス基準「Euro VI」の基準をクリアしている。ヴロツワフではすでに、100台を超える「シタロ」が走行しており、さらに60台がこれに加わる。ポーランドからの大型受注は今年に入り2件目となる。ダイムラーは6月、首都ワルシャワの市営交通局(MZA)から都市バス「コネクト」を80台受注したと発表した。