英自動車工業会(SMMT)は2日、2017年通期の乗用車新車登録が前年比4.7%減の256万5,000台にとどまるとする予想を発表した。うち、ディーゼル車は前年比15.1%減の109万1,000台となり、市場シェアは42.5%に縮小する見通し。小型商用車は、17年通期の新車登録が36万5,000台となり、前年に比べ2.8%減少すると予想している。
2018年については、乗用車が前年比5.4%減の242万6,000台、小型商用車は1.1%減の36万1,000台を予想している。乗用車のうち、ディーゼル車は前年比9.4%減の98万9,000台となり、市場シェアは40.7%に低下する見通し。
2019年は2016年比で、乗用車が11%減の239万7,000台、小型商用車は5.8%減の35万4,000台を予想している。乗用車のうち、ディーゼル車は2016年比で27%減の94万3,000台にとどまる見通し。
SMMTは四半期ベースで1、4、7、10月に新車登録の予想を見直している。次回は2018年1月に見直しを行い、2月の第2週目に発表する予定。