独自動車大手のダイムラーは17日、イスラエルのテルアビブに新設した技術センター「メルセデスベンツ・リサーチ・&デベロップメント・センター(MBRDテルアビブ)」を開設したと発表した。同センターには2018年から約25人の専門家が勤務する。
同センターでは、モビリティサービスやデジタル技術などの開発に取り組む。例えば、新しいユーザーインターフェースを開発するパイロットプロジェクトなどを計画している。また、現地の大学やハイテク企業、新興企業などとの協力関係を構築する。
イスラエルは、イノベーションやデジタル技術、新しいモビリティサービス、自動車向けIT技術の開発が活発で、新興企業も多いことが新センター開設の決め手となった。ダイムラーは新しい技術センターを通して、顧客ニーズを早期に認識し、ニーズを満たす魅力的な製品や革新的な技術の開発を目指す。