独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は、4月の販売台数で初めて10万台を突破。前年同月比10.1%増の10万7,100台を記録した。特にSUVシリーズが好調で、「コディアック(Kodiaq)」の販売が164.4%増加したほか、都市型の新モデル「カミック(Kamiq)」も好調だった。
特に大きな成長を見せたのは、最大市場の中国と東欧、ロシア。中国では前年比34%増の2万8,000台。東欧で21.2%増の4,100台、ロシアでも17.8%増の6,300台を販売した。西欧も5.1%増の4万3,200台を販売。うち欧州最大のドイツで8.9%増の1万5,700台を販売した。一方、中欧は3.5%減の1万8,000台にとどまったほか、本国チェコも2%減の8,500台に低迷した。