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CATL、独エアフルト近郊に電池セル工場を建設か

中国のリチウムイオン電池大手コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)はドイツのテューリンゲン州の州都エアフルト近郊に電池セル工場を建設する方向で検討しているもようだ。独地方紙『オストテューリンガー・ツァイトゥング(OTZ)』が消息筋から得た情報によると、CATLは欧州の複数都市で協議しているものの、ドイツに建設する方向でほぼ決定しているとみられている。

テューリンゲン州のヴォルフガング・ティーフェンゼー経済相(SPD:社会民主党)はOTZ紙に対し、CATLと交渉している事実を認める一方で、最終決定には至っておらず、CATLは欧州の他の拠点でも協議していると説明した。また、CATLの工場建設を支持しており、間接的な公的支援にも前向きな姿勢を示している。OTZ紙によると、同経済相は先ごろ、中国を訪問した際にCATLの取締役と会談したという。

OTZ紙によると、CATLは当初、数億ユーロを投資する計画で、工場が完工するまでの投資総額は最大で10億ユーロに達する可能性がある。工場建設の第1フェーズですでに数百人の雇用を予定しているという。

■ ポーランドとハンガリーでも協議=独紙

独業界紙『オートモビルボッヘ』が消息筋から得た情報によると、CATLの工場建設ではポーランドとハンガリーも候補に挙がっていたが、ドイツに決定したもよう。ドイツは専門教育を受けた人材が豊富であるほか、工作機械など電池セルの生産に関連する産業で高いノウハウを持つことが決め手になったという。テューリンゲン州とCATLはいずれも『オートモビルボッヘ』紙の取材に対しコメントを控えている。

同紙によると、CATLは中国ではすでに、フォルクスワーゲン(VW)、BMW、日産、現代自動車を顧客に持つ。欧州ではダイムラーと現在交渉中であるとされている。

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