ドイツのアーヘン工科大学(RWTH)は1日、様々な走行試験コースを設けているアルデンホーフェン試験センター(ATC)で、コネクテッドカーおよび自動運転車の開発に向けた新たな試験コースを開設した。市街地の交通環境を再現しており、都市部での走行をシミュレートできる。
新コースは横断歩道、駐車場、バス停、環状交差点(ラウンドアバウト)、踏切などが整備されており、センサー部品やソフトウエア、シャシー、駆動技術などがテストされる。
同事業は連邦教育研究省(BMBF)から330万ユーロの助成を受けている。試験コースは学術、工業分野で関心を持つすべての団体が利用できる。