アウトモビリ・ピニンファリーナ、ミュンヘンでEVスーパーカーの開発加速

印マヒンドラ・グループ傘下のアウトモビリ・ピニンファリーナは先ごろ、ミュンヘンに統括開発拠点を開所した。同地で得られる最先端の知見とネットワークを生かし、電気自動車(EV)スーパーカー「PF0(仮称)」の開発を加速させる。

「PF0」はパワートレインとして4つの電気モーターを前輪に2つ(450キロワット)、後輪に2つ(550キロワット)配置している。0~100kmの加速性能は2秒未満、最高速度は400km/h、最大航続距離は約500キロメートルとなる。2020年に150台の限定数で市場投入する予定で、現在、全体の80%まで開発が進んでいるという。生産は伊トリノで行う。

「PF0」の開発に向けてアウトモビリ・ピニンファリーナは先月末、クロアチアの電動スポーツカーメーカーであるリマック・アウトモビーリと提携を結んだ。リマックはバッテリー・動力伝達技術のノウハウとソフトおよびハードウエアを供給する。契約規模は約5万ユーロに上る。

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