VWチャイナの1-9月販売数5%増、複数のSUVモデル投入が奏功

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の中国法人フォルクスワーゲン・グループ・チャイナ(VGC)は15日、1-9月期の販売台数(香港含む)が304万台となり、前年同期から5%拡大したと発表した。同数字は第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)、および第一汽車(FAW)との合弁会社、一汽大衆(FAW VW)の合弁2社の台数を合わせたもので、そのうち輸入車は13万7,600台だった。

VGCのハイツマン最高経営責任者(CEO)は業績好調について「複数のSUVモデルの投入が奏功した」と説明している。

ブランド別にみると、VWは1.9%増となる224万1,300台に拡大した。4つのSUVモデル(「Tロック」、「トゥアレグ」、「タイロン」、「タルー」)がけん引した。9月末にSUV「Q2L」を投入したアウディは15.4%増の48万3,000台。シュコダは17.7%増の25万200台だった。

ポルシェは5万6,300台を販売した。

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