仏自動車部品大手フォルシアは10月25日、中国の自動車部品大手、柳州五菱集団とクリーンモビリティに特化した新たな合弁会社を設立したと発表した。新会社の名称はフォルシア・エミッションコントロールテクノロジーで、両社の折半出資とする。2023年までに年間の売上高で6億人民元(7,570万ユーロ)を目指す。
合弁会社は五菱工業が中国国内4カ所に持つ工場をすべて統合し、同社の排気ガス制御技術事業を引き継ぐ。事業展開に際しては、五菱集団とゼネラルモーターズ(GM)、上海汽車(SAIC)の3社合弁の自動車メーカー、上汽通用五菱汽車(SGMW)と緊密に連携する。
フォルシアと五菱集団は2017年に自動車のシートと内装部品を手掛ける合弁会社を設立していた。