独VW 新型コンパクトSUV「Tクロス」を発表

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は10月25日、同社初となる新型コンパクトSUV「Tクロス」をオランダのアムステルダム、中国の上海、ブラジルのサンパウロで同時発表した。VWは、SUVラインアップの中で最も小さいモデルとなる「Tクロス」をグローバル戦略モデルとして位置づけている。

新型「Tクロス」は、VW「ポロ」をベースとして次世代プラットフォーム(MQB)を使って開発された。パワートレインには、ガソリンエンジン(1.0~1.5L, 95~150PS)とディーゼルエンジン(1.6L, 95PS)の4機種を用意した。最高速度は220km/h。歩行者検知機能付き緊急自動ブレーキや死角センサー付き車線変更支援システムなどの先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。なお、欧州向けの「Tクロス」はスペインのナバラ工場で生産する。販売価格は1万7,975ユーロからとなり、来春から販売を開始する。

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