VW、国内の電動車工場を2カ所増加

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は14日、ドイツのツヴィッカウ工場に続き、同国のエムデン工場とハノーバー工場でも電動車を生産する計画を発表した。両工場で生産している内燃車モデルは段階的に他の工場に移管する。詳細については16日の監査役会で決定する予定。

エムデン工場では2022年から電気自動車を生産する予定。ハノーバー工場では、従来の内燃エンジン搭載車と並行して2022年から電気駆動のマイクロバス「ID.Buzz」シリーズを生産する見通し。

電動車では従来の内燃エンジン車に比べ生産工程が少なくなるため、従業員を削減する必要がある。両拠点では、2028年まで雇用を維持することで労使合意している。人員削減は、自然減や年配社員向けのパートタイム制度の導入などで対応する。

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