独ZFが本社工場でドローン運用、国内企業で初

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは9日、国内で初めて工場敷地内でのドローンの飛行を公式承認されたと発表した。フリードリヒスハーフェンの本社工場で倉庫から検査工場までの部品運搬に活用する。同社はドローンについて、将来的に他社との工場間の運用や、一般荷物の配達困難地域への投入も視野に入れる。

ドローンは6つのモーターを備え、最大5キログラムの部品を運搬できる。30~40分の飛行が可能で、モーターが1つ故障した場合でも墜落しない設計となっている。

ZFは産業のデジタル化を目指す「インダストリー4.0」(I4.0)への取り組みを進めており、ドローンの運用もその一部をなす。

上部へスクロール