独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA)は11月5~10日に中国の上海で開催された第1回中国国際輸入博覧会(CIIE 2018)に出展し、機械工学(メカトロニクス)とデジタル技術が融合したインテリジェントな自動化コンセプトなど、スマート・ファクトリーに関する技術や製品を展示した。
クーカのティル・ロイター社長は今回の出展に際し、「新しい技術は生産を変える」と述べるとともに、「中国は最も重要な将来市場に数えられる。我々の目標は中国におけるロボティクスでナンバーワンになることだ」との抱負を語った。
クーカは例えば、生産や品質保証などで人と一緒に作業する協働ロボット(コボット)や移動式産業ロボット、無人搬送車(AGV)、クーカの子会社スイスログが提供する倉庫管理用のソフトウエアなどを出展した。