ドイツのポスダムで11月6~8日に、第11回ドイツ・ロシア資源会議が開かれた。今回の会議には、両国の学術界、経済界、政界から合わせて500人以上が参加。うち両国の若手研究者と学生が約100人を占めた。7日にはドイツのペーター・アルトマイヤー経済相、ロシアのアレクセイ・ゴルデエフ副首相も会議に出席した。ドイツ・ロシア資源会議は2007年から、両国が交代で開催している。
今回の会議では、資源経済における持続可能な協力に重点が置かれた。具体的には、気候保護、ハイテク資源、リサイクル経済、デジタル化、天然ガスの供給における両国の協力関係の強化が重要課題として挙げられた。
なお、持続可能な協力においては、学術・技術分野における交流の強化、特に若手研究者の交流が重要であるとの考えから、今回の会議では初めて若手研究者による会議や研究テーマを紹介するポスターセッションが催された。