独アウディ、中国FAWと提携30年に

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディは19日、中国の第一汽車(FAW)と提携30周年の祝賀会を行った。FAWとは今後さらに現地生産モデルを拡大する計画。2019年には、アウディにとって中国初の電気自動車となる「Q2 L eトロン」を発売する予定。

アウディは2022年までに、VWと第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAW VW)が現地生産するアウディのラインアップを10モデル以上に拡大する計画。「eトロン」モデルの現地生産は、中国市場への投入から1年後の2020年に開始する予定。

アウディは現在、中国で6モデルシリーズを現地生産しており、長春工場で「A4 L」、「A6 L」、「Q3」、「Q5 L」、仏山工場で「A3セダン」、「A3スポーツバック」、「Q2 L」を生産している。2018年には、一汽大衆(FAW VW)が天津市に新工場を開設した。

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