独電線大手のレオニは14日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)から東部のツヴィッカウ工場で電気自動車(EV)の製造ロボットの整備事業を受注したと発表した。EV専用プラットフォーム「MEB」ベースの車両を生産するロボット1,300台にエネルギー供給システム「LSH3」を装備する。すでに100台が実施済みで、2019年末に完了する予定。同工場は2020年末をめどにEV専門の工場への転換を計画している。
LSH3はコンパクトな設計で、ロボットの様々な動きに柔軟に沿うとともに、エネルギー供給管のトラブルで最も多い周囲との衝突を最小限に抑えられる。レオニは今回のプロジェクトで同システムの整備に加え、ロボットの配線や制御用工具の設置も行う。