ウルム総合大学はこのほど、ウルム単科大学とバーデン・ヴュルテンベルク州の太陽エネルギー・水素研究所(ZSW)と共同でエネルギー技術研究所(ZET)を設立したと発表した。新研究所の創設メンバーには電気化学から化学エンジニアリング、エネルギー技術分野の研究者52人が参加。エネルギー転換や近年重要性が高まっているエレクトロモビリティにも重点を置く。ZSWは自動車用リチウムイオン電池の研究、ウルム単科大学は次世代送電網(スマートグリッド)の研究、ウルム総合大学は風力・太陽光発電など再生可能エネルギーの研究で多くの実績を持っている。