VW、米国工場で次世代電気自動車を生産

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は14日、米テネシー州のチャタヌーガ工場でプラットフォーム「MEB」をベースにした次世代の電気自動車を生産すると発表した。これに伴い、約7億ユーロ(8億米ドル)を同工場に投資する。また、工場の拡張に伴い、最大1,000人の(直接)雇用創出を予定している。

チャタヌーガ工場では、2022年から「MEB」ベースの電気自動車の生産を開始する予定。最初はSUVモデル(コンセプトカー「ID. CROZZ」)を生産する予定で、マイクロバス(コンセプトカー「ID. BUZZ」)の市場投入も計画している。

VWは2025年までに電動車の販売を年100万台以上とする計画。同計画の実現に向けて、「MEB」ベースの電動車の生産拠点を、欧州、米国、中国に計8カ所、設ける計画。欧州では、エムデン、ハノーバー、ツヴィッカウ、ドレスデン(以上、ドイツ)、ムラダー・ボレスラフ(チェコ)の5工場で、米国はチャタヌーガ工場、中国は安亭鎮、仏山市の2工場で生産する。

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