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2019/1/18

企業情報 - 自動車メーカー

独高級車大手、メルセデスベンツが2018年も首位堅持

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは8日、メルセデスベンツ・ブランドの乗用車の2018年の販売が前年比0.9%増の231万185台となり、8年連続で過去最高を更新したと発表した。独競合のBMWの2018年の販売は、前年比1.8%増 […]

独自動車大手のダイムラーは8日、メルセデスベンツ・ブランドの乗用車の2018年の販売が前年比0.9%増の231万185台となり、8年連続で過去最高を更新したと発表した。独競合のBMWの2018年の販売は、前年比1.8%増の212万5,026台、アウディは前年比3.5%減の181万2,500台となっており、メルセデスベンツが2016年から3年連続で首位を堅持した。

なお、BMWグループは、傘下のブランドBMW、MINI、ロールス・ロイスの合計販売が249万664台となっており、ダイムラーの乗用車部門メルセデスベンツ・カーズ(メルセデスベンツ、スマート)の243万8,987台を上回っている。

■ メルセデスベンツ、中国・SUVが好調

メルセデスベンツは、アジア・太平洋地域の販売が好調で、2018年は前年比7.8%増の94万3,473台を販売した。うち、中国は11.1%増の65万2,996台と2ケタの増加となった。

また、SUVの販売が好調で、2018年は前年比1.9%増の82万721台となり、メルセデスベンツ全体の3分の1以上を占めた。

超小型車ブランドのスマートは、前年比4.6%減の12万8,802台にとどまった。