独ZF、燃料電池バスに電動ポータルアクスルを供給

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは15日、英バスメーカーのアレクサンダー・デニス(ADL)が開発中の燃料電池を動力源とする二階建てバスにZFの電動ポータルアクスル「AxTrax AVE」が採用されていると明らかにした。

ADLは同社の「Enviro400」シリーズをベースにした燃料電池バスを2年前から開発しており、ZFは当初から開発パートナーとして協力してきた。ADLはすでに、英国内の複数の都市でプロトタイプ車両を使って実証試験している。

ZFは「AxTrax AVE」のほかに、インバーターや制御装置「EST 54」、制御ソフトウエアなども供給している。

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