独ヘラー、ライダー技術の米スタートアップAEyeと提携

自動車照明・電子部品大手の独ヘラーは8日、ライダー(LiDAR)開発の米スタートアップ企業AEyeと運転支援システム(ADAS)および自動運転向けのセンサーソリューション開発で提携すると発表した。AEyeが開発した周囲認識システム「iDAR」技術をベースに、「レベル3」の自動運転機能の開発を目指す。

iDARはライダー・センサーと高解像度のカメラを組み合わせた測定システムで、得られたデータを人工知能(AI)で高速に処理する。従来のライダーシステムと比べ対象の測定範囲と速度で優れており、ADASや自動運転車開発に弾みがつくと期待されている。

AEyeのラコルテ会長は「ヘラーとの提携により、将来に渡って顧客ニーズを満たせるようになる」と述べた。

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