2019/3/1

企業情報 - 自動車メーカー

BMWとダイムラー、自動運転分野で協力

この記事の要約

独自動車大手のBMWグループとダイムラーは2月28日、自動運転の分野で協力する趣意書(MoU)を締結したと発表した。第1段階として、運転支援システム、高速道路における自動運転走行、自動駐車機能の開発(いずれも、米国自動車 […]

独自動車大手のBMWグループとダイムラーは2月28日、自動運転の分野で協力する趣意書(MoU)を締結したと発表した。第1段階として、運転支援システム、高速道路における自動運転走行、自動駐車機能の開発(いずれも、米国自動車技術会(SAE)の定義でレベル4まで)で協力する。両社とも長期的な戦略提携になると見ており、2020年代の半ばには次世代の自動運転技術を広く提供できると見込んでいる。

両社はそれぞれのノウハウや知見を統合し、当該分野における開発を加速する。また、短いイノベーションサイクルで、顧客に新しい自動運転技術をより早く提供できるようにする。

両社は今後さらに、高速道路や都市部でのより高度なレベルの自動運転に向け協力を拡大することも検討していく意向を示している。また、柔軟性のある拡張可能な(スケーラブルな)プラットフォームを開発していく方針であり、今後さらにエンジニアリング会社や他の自動車メーカーにも協力を広げていくかについても検討する。なお、現行の開発・提携プロジェクトは今回の提携の対象外であり、各社がこれまで通り継続する。

自動運転の分野では、BMWはすでに、米半導体大手のインテルおよびインテル傘下のモービルアイを中心とするコンソーシアムを結成している。ダイムラーも独自動車部品大手のボッシュと協力関係にある。ただ、両社とも、自動運転の開発に取り組む米ウーバーやグーグルを傘下に持つ米アルファベットの子会社ウェイモに対抗し、自動運転をめぐる膨大な開発事業やコストに対応するためには、さらに提携を拡大する必要があるとの考えがあるもよう。