仏PSAのポワシー工場、オペルの新型SUV生産へ

仏自動車大手PSAグループは2月20日、パリ近郊のキャリエール・ス・ポワシー工場でオペル/ボクスホールの新型SUVを生産する計画であることを明らかにした。対象はBセグメントに属する小型モデルで、電気自動車(EV)・エンジン車の両方に対応したコモン・モジュラー・プラットフォーム(CMP)を採用する。

PSAは2025年までに全車種を電動化する目標を掲げる。これに合わせてポワシー工場は16年から整備を進め、一つの生産ラインでEVとエンジン車を混流生産できるCMPを導入した。同工場では現在、CMP採用モデルの「DS3クロスバック」と、もうひとつの基幹プラットフォームであるEMP2(エフィシエント・モジュラー・プラットフォーム2)を採用した「DS3」およびプジョー「208」を生産している。

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