仏PSA、モビリティサービスにEV専用サービス導入

仏自動車大手PSAグループは2月18日、モビリティサービス「フリー2ムーブ(Free2Move)」に電気自動車(EV)専用の利用機能を追加したと発表した。ユーザーはスマートフォンの専用アプリを通じてEVのカーシェアリングサービスにアクセスできるようになる。今年PSAのEV新モデルが発売されるのに合わせて利用が可能になる。

フリー2ムーブは複数のカーシェアリング事業者とユーザーを結びつけるプラットフォーム事業。PSAは今回、EV専用のサービスとして「チャージングパス」と「トリッププランナー」の2つを設定した。前者は充電ステーションの検索機能で、ユーザーは利用可能な8万5,000カ所(2019年1月時点)のステーションの中から距離や料金などに基づいて選択できる。後者は車のバッテリー残量や速度に応じて最適なルートを提案するもので、充電すべきポイントや充電時間を含めた走行時間をドライバーに案内する。

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