独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは2月27日、フリードリヒスハーフェンにある研究開発センターの敷地内に駆動技術の新しい試験センターを開設した。電気、ハイブリッド、内燃エンジンのいずれも試験することができる。試験センターの建設期間は2016年1月から2018年12月までの3年間。総額7,000万ユーロを投資した。試験センターに併設して新しいオフィスビルも建設する計画で、同ビルには開発者約400人が勤務する予定。
新試験センターでは、主に耐久試験を実施する。駆動装置の全ライフサイクルを電気駆動、ハイブリッド駆動、内燃エンジン駆動のいずれも3カ月でシミュレーションすることができる。
オフィスビルは現在、建設プロジェクトが進行中で計画・認可申請の段階にある。オフィスビルへの投資も数千万ユーロの規模となる予定。