米自動車大手のフォードは2月25日、ドイツで顧客向けサービスアプリ「フォードパス」に遠隔操作機能を追加したと発表した。車載テレマティクスサービス「フォードパス・コネクト」と連動して、車両の解・施錠やエンジンスタートがアプリで操作できるようになる。同機能は現時点で「フォーカス」の第4世代モデル、もしくはオートマチック車両に限定されている。
フォードパス・コネクトでは、リアルタイムの交通情報の取得や緊急時の自動コール(eコール)、オイル残量やタイヤ圧などのチェック、ガソリンスタンドや駐車場などの検索といったサービスが利用できる。専用モデムの「4G LTE WLANホットスポット」機能は端末を同時に最大10台接続できる。