独高級車大手BMWグループ で2016年2月からデジタル戦略担当副社長を務めていたイェンス・モンゼース(Jens Monsees)氏が転職する。英広告大手WPPグループ傘下にあるオーストラリアの広告・マーケティング会社WPP AUNZは5月27日、モンゼース氏が10月1日付けで同社の最高経営責任者(CEO)および取締役代表(MD)に就任すると発表した。モンゼース氏は、グーグルドイツ法人に勤務した経験や、独メディア大手ベルテルスマンの子会社アルヴァト・ソリューショングループでデジタルマーケティング事業を統括した経歴を持つ。WPP AUNZによると、モンゼース氏はBMWグループでは、伝統的な製造業(OEM)から顧客のデータを積極活用するモビリティ・テクノロジー・カンパニーへの事業および文化的な転換に尽力していた。