独スーパーマーケットチェーン大手のリドルとカウフラントは19日、ドイツの首都ベルリンにある店舗に、電動車の充電インフラを両社合わせて70基(充電ポイント数:計140カ所)を整備すると発表した。営業時間中は各店舗の顧客が利用することができる。営業時間外の夜間には、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が6月末に開始する予定の純粋な電気自動車によるカーシェアリングサービス「WeShare」に投入する電気自動車を充電する。3社の協力は6月末に開始する。
VWは、「WeShare」にまず、「eゴルフ」1,500台を投入し、後に「eアップ!」500台を追加投入する予定。
リドルとカウフラントはすでに、充電インフラの整備を進めている。70基のうち、リドルが60基、カウフラントは10基を店舗に設置する。大部分は急速充電器で、電力は再生可能エネルギーのみを供給する。
リドルは今年3月、国内全域に充電インフラ約400基を年内に整備する計画を発表した。同計画に加え、今回の協力により、ベルリンではリドルの店舗のほぼ半数に充電インフラが整備されることになる。