Continental:独コンチネンタル、スポーツカー向けのHUD開発

独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、傘下の開発・生産サービス会社コンチネンタル・エンジニアリング・サービスがスポーツカーなどコクピットのスペースが狭いモデル向けにコンパクトな設計のヘッドアップディスプレー(HUD)を開発したと発表した。

スポーツカーは、コックピットのスペースが狭いため、上級モデルに採用しているHUDの使用が難しい問題があった。コンチネンタルによると、今回開発したHUDは、コンパクトな設計で、大半のメーカーの車両コンセプトに合うという。

同社では、自動運転技術の普及が進めば、走行性能の高さを必要としない渋滞時などでスポーツカーでも自動運転の導入が進むと予想している。このため、HUDの情報がドライバーに確かに伝わり、直観的な運転操作が可能なシステムの重要性が高まるとみている。

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