Mahle:マーレ、独エーリンゲン工場を閉鎖

独自動車部品大手のマーレは25日、独南部バーデン・ヴュルテンベルク州にあるエーリンゲン工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。同工場では内燃エンジン用のエアーマネジメントシステムを生産しており、現在、約240人が勤務している。

同工場では数年前から、コスト競争力の激化を受け、新規受注の確保が困難となっていた。さらに、自動車業界における新技術への投資拡大や景気悪化、ディーゼル車の需要低迷などを背景に、市場競争はさらに激化しており、同拠点における利益確保および長期的な事業継続は困難と判断した。同社は今後、従業員代表との協議に入る。

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